2016-03-29 第190回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
税関としましては、国内外の関係機関との情報交換の活用による有効な事前情報の入手、あるいは麻薬探知犬、エックス線検査装置等の機器の有効活用、あるいは警察、海上保安庁などの関係機関との合同取締りの実施などによりまして、不正薬物の国内流入阻止のための厳格な水際取締りを実施しているところでございますが、先ほどの犯則部門と同様に、二十八年度におきましては、海上検査部門の増員も予定しているところでございます。
税関としましては、国内外の関係機関との情報交換の活用による有効な事前情報の入手、あるいは麻薬探知犬、エックス線検査装置等の機器の有効活用、あるいは警察、海上保安庁などの関係機関との合同取締りの実施などによりまして、不正薬物の国内流入阻止のための厳格な水際取締りを実施しているところでございますが、先ほどの犯則部門と同様に、二十八年度におきましては、海上検査部門の増員も予定しているところでございます。
今後とも、関係省庁と連携いたしまして、店舗の新規の開店や再開が起こらないよう監視を継続するとともに、危険ドラッグのインターネット販売やデリバリー対策、国内流入阻止のための水際対策に力を一層入れていきたいと考えているところでございます。
このため、税関では、我が国におけるテロ行為を未然に防止するため、銃砲、爆発物等テロ関連物資の国内流入阻止を目的といたしまして、エックス線検査装置や不正薬物・爆発物探知装置、これはTDSと呼んでおりますが、そういったものなど各種取り締まり検査機器を活用した通関検査や、空港、港湾における巡回、監視等の水際取り締まりを行っております。
こうした取り組みによりまして、税関におきまして、規制薬物、指定薬物はもとより、広く規制薬物または指定薬物に該当するという疑義が払拭できない物質等の国内流入を抑えるとともに、厚労省におきましては、これらの物質の分析結果等も活用して、新たな指定薬物の迅速かつ効果的な指定を行って、こうした薬物の国内流入阻止を徹底することになるものと考えております。
これまで効果的な取り締まりを行うために関係機関の御理解を得まして体制の強化に努めてきたところでございまして、これを最大限に活用しながら銃器、薬物の国内流入阻止に全力を挙げて取り組んでまいる所存でございますが、今後とも必要な体制の確保に向けまして引き続き努力を払ってまいりたいと考えております。
昨今の国際社会の中で日本の役割は非常に大きくなってきているわけでございまして、国際協調の観点からも貿易量、出入国者数の増大はこれからも非常にございますでしょうし、その中で適正かつ迅速な業務の運営と社会悪物品の国内流入阻止による国民生活の安定と税関職員の使命、こういうものは非常に重要度を増してきているわけでございます。